【7月17日 AFP】女子テニスの新設大会「トップシード・オープン(The Top Seed Open 2020)」の主催者は16日、四大大会(グランドスラム)通算23勝を誇るセレーナ・ウィリアムス(Serena Williams、米国)が同大会でツアー復帰を果たすと発表した。

 米ケンタッキー州で8月10日に開幕する同ハードコート大会にはセレーナのほか、2017年の全米オープン(US Open Tennis Championships 2017)を制したスローン・スティーブンズ(Sloane Stephens、米国)も出場するという。

 セレーナは、2月に行われた女子の国別対抗戦フェドカップ(Fed Cup 2020)から実戦をこなしていない。

 その後、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な大流行)によってテニス界も他の競技同様に中断を強いられたが、男女の両ツアーは8月に再開される予定となっている。

 セレーナはすでに、グランドスラムの次戦で、8月31日にニューヨークで開幕する予定の全米オープンに出場する意向を明かしている。

 女子テニス協会(WTA)のスティーブ・サイモン(Steve Simon)最高経営責任者(CEO)は前週、刷新された新たなカレンダーにトップシード・オープンなど2大会が新たに加わると発表していた。

 女子ツアーは8月3日に開幕するパレルモ・レディース・オープン(Palermo Ladies Open 2020)で再開する予定となっている。(c)AFP