【7月17日 Xinhua News】中国国家鉄路集団傘下の鉄道局、中国鉄路ウルムチ局集団によると、新疆ウイグル自治区(Xinjiang Uighur Autonomous Region)の鉄道通関地であるコルガス口岸を経由した中国と欧州を結ぶ国際定期貨物列車「中欧班列」は、14日で年初からの累計本数が2千本に達した。

 2千本目となったのは、陝西省(Shaanxi)西安市(Xi'an)の新築駅を始発とする「長安号」で、総重量2141・8トン分の機械・設備やベビー・マタニティー用品、電子機器などを積んで、ウズベキスタンのタシケント駅に向かった。

 今年上半期(1月~6月)にコルガス口岸から輸出された貨物量は中国の各口岸の中で最多となった。輸出入の合計は前年同期比48・0%増の257万トン。出境した中欧班列の本数は22・4%増の1823本だった。

 コルガス口岸を経由して出入境する中欧班列は、運行路線が10数本、輸送貨物は100品目を超える。中国国内20都市以上を経由する。(c)Xinhua News/AFPBB News