【7月17日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間17日午前4時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は58万5750人に増加した。

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 中国で昨年12月末に新型ウイルスが最初に発生して以降、これまでに196の国・地域で少なくとも1366万780人の感染が確認され、少なくとも744万2700人が回復した。

 この統計は、各地のAFP支局が各国当局から収集したデータと世界保健機関(WHO)からの情報に基づいたもので、実際の感染者はこれよりも多いとみられる。多くの国では、症状がある人や重症患者にのみ検査を実施している。

 16日午前4時以降、新たに5604人の死亡と23万6985人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのはブラジルの1233人。次いで米国(997人)、インド(606人)となっている。

 最も被害が大きい米国では、これまでに13万7897人が死亡、353万6658人が感染し、少なくとも107万5882人が回復した。

 次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は7万5366人、感染者数は196万6748人。以降は英国(死者4万5119人、感染者29万2552人)、メキシコ(死者3万6906人、感染者31万7635人)、イタリア(死者3万5017人、感染者24万3736人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはベルギーの84人。次いで英国(66人)、スペイン(61人)、イタリア(58人)、スウェーデン(55人)となっている。

 香港とマカオ(Macau)を除く中国本土で発表された死者数は4634人、感染者数は8万3612人、回復者数は7万8719人。

 地域別の死者数は、欧州が20万4254人(感染289万7157人)、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が15万2191人(感染356万6152人)、米国・カナダが14万6757人(感染364万5740人)、アジアが4万6345人(感染190万6655人)、中東が2万1752人(感染97万525人)、アフリカが1万4309人(感染66万2158人)、オセアニアが142人(感染1万2393人)となっている。

 各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。(c)AFP