【7月17日 Xinhua News】中国航空大手の中国南方航空(China Southern Airlines)は15日、新たに導入した国産ジェット旅客機「ARJ21」の商業運航を開始した。初便となるCZ3898便が同日午前、広東省(Guangdong)の広州白雲国際空港(CAN)から掲陽潮汕(けつようちょうせん)国際空港へ向けて飛び立った。

 ARJ21は地域間を結ぶ小型旅客機で、中国が独自開発し、知的財産権を持つ新型ターボファンエンジンを搭載する。地方の航空会社には既に導入されていたが、6月末に南方航空と中国国際航空(Air China、エアチャイナ)、中国東方航空(China Eastern Airlines)の大手3社に1機ずつ引き渡された。南方航空は2024年までに35機に増やすとしている。(c)Xinhua News/AFPBB News