【7月17日 Xinhua News】中国の鉄道輸送企業、広西沿海鉄路は15日、ロシアからの輸入石炭3200トンを積載した特別列車が同日、中国貴州省(Guizhou)六盤水市(Liupanshui)の小雨谷駅に向け、広西チワン族自治区(Guangxi Zhuang Autonomous Region)防城港市(Fangchenggang)の防城港駅を出発したことを明らかにした。

 これは同自治区が西部陸海新ルートを通じて運行する初の中国ロシア・シーアンドレール石炭コンテナ列車となる。

 西部陸海新ルートは中国西部の省・自治区・直轄市の輸出入貨物を迅速に輸送するためのルート。最近、合計2万2千トンの石炭がロシアのロシア極東地域の港から防城港へ海上輸送されており、陸揚げ後にコンテナに積み替えて貴州省へ鉄道輸送され、同地の石炭需要を満たすという。(c)Xinhua News/AFPBB News