【7月16日 AFP】米国のマイク・ポンペオ(Mike Pompeo)国務長官は、毎日のように中国を激しく非難しているが、愛犬を自らの批判キャンペーンに巻き込んではいないことが分かった。

 ポンペオ氏は自身のツイッター(Twitter)に、愛犬マーサーが「くまのプーさん(Winnie-the-Pooh)」のぬいぐるみと一緒に写っている写真を投稿。「マーサーとお気に入りのおもちゃたち!」という言葉を添えた。

 中国のソーシャルメディアでは、習近平(Xi Jinping)国家主席の暗喩としてくまのプーさんが使われているが、徹底的な検閲を行っている中国当局はこのユーモアを解してはいない。

 大の犬好きのポンペオ氏は、この写真が中国との関連性を臆測されて話題となったことに、驚いていた。同氏は15日、アイオワ州の保守派ラジオ局のインタビューで、これは「くまのプーさんゲート事件」なのかと聞かれるまで、習氏とくまのプーさんの関連性に気付かなかったようだ。

 ポンペオ氏は司会のサイモン・コンウェー(Simon Conway)氏に「そうではない。ぬいぐるみが何個かあって、マーサーのために並べただけだ」と応じた。また、英BBCは深い意味があるのではと想像をめぐらせていると言われると、「それは知らなかった」と笑いながら答えた。(c)AFP