ブンデスリーガ、有観客開催に向けたガイドラインを作成
発信地:ベルリン/ドイツ
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【7月16日 AFP】ドイツサッカーリーグ機構(DFL)は15日、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な大流行)の中、ファンを感染から守り続けるためのガイドラインを同国ブンデスリーガ1部と2部に所属する全36チームに送付し、来シーズンの有観客試合の実現に向けて一歩前進した。
最後の9節が無観客で行われた今季のブンデスリーガは、6月末に終了した。
しかし、各クラブが1試合あたり数百万ユーロの収入を失う中、DFLはスタジアムで安全な環境を整えるにはどうすべきかという点について支援を提供した。
DFLは発表文の中で、このガイドラインは衛生コンセプトに関する大筋の方向性として役立つとしており、「考慮すべき多くの側面を含んでいる」と記した。
各クラブのコンセプトは、地元の保健当局から承認を受ける必要があり、DFLのガイドラインは評価を受けるためにドイツ政府の連邦保健省にも送られている。
リーグ側が指摘しているように、連邦保健省はファンの入場が可能になるまで、感染を防ぐための高水準の防護が基本条件になると述べている。
約20万人の感染者が出ているドイツでは、これまでに9000人以上が亡くなっている。
1部王者バイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)やボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)、RBライプツィヒ(RB Leipzig)といった強豪は、すでに多くのファンの入場を可能にする衛生コンセプトに取り組んでいると報じられている。
ドルトムントはサポーターの体温を測定する仕組みをテストしている。(c)AFP