【7月16日 AFP】欧州最大の民間観光施設で、新型コロナウイルスの影響で休業していたディズニーランド・パリ(Disneyland Paris)が15日、4か月ぶりに営業を再開した。ただし、入園者数は制限され、キャラクターたちとのハグは禁止となっている。

 陽気な音楽が流れる中、ミッキーマウス(Mickey Mouse)やプルート(Pluto)をはじめとするディズニー(Disney)キャラクターらは、安全な距離を保ったまま、再開後初となる入園者を出迎えた。入園者らは全員マスクを着用しており、中にはミッキーマウスの耳を着けた人もいた。

 運営会社によると、ほかのパークと同様、ディズニーランド・パリでも入園者数は制限される。

 11歳以上の入園者全員にマスクの着用が義務付けられるほか、順番待ちで並ぶ際やアトラクションに乗る際、ソーシャル・ディスタンシング(対人距離の確保)も守らなければならない。さらに、園内の2000か所以上には、手指用消毒剤が設置されている。

 運営会社によると、愛らしいディズニーキャラクターへの「ハグなどの濃厚接触」は停止となっているほか、プリンセスに変身するドレスアップ体験や毎日のパレードの再開は後日となる。(c)AFP