【7月15日 AFP】(更新)欧州連合(EU)の裁判所は15日、EUが2016年に米IT大手アップル(Apple)に対し、アイルランド政府への130億ユーロ(約1兆6000億円)の追徴金の支払いを命じた決定について、無効とする判断を下した。EUにとって司法上の大きな敗北となった。

 EU司法裁判所の一般裁判所は、「アイルランドによるアップルの税優遇に関する欧州委員会(European Commission)の決定を無効とする」と発表した。

 EUの2016年の決定をめぐっては、アップルとアイルランドが強く反発。アップルのティム・クック(Tim Cook)最高経営責任者(CEO)は当時、「全くの政治的ナンセンス」だと批判していた。

 アップルとアイルランドは15日、今回の決定を歓迎すると発表。アイルランド政府は、アップルが特別な税優遇措置を受けていなかったことは、これまでも「常に明白だった」としている。(c)AFP