【7月15日 CNS】中国・江西省(Jianxi)洪水防止指導部が13日、ハ陽湖(Poyang Lake)流域の、共青城市(Gongqingcheng)漿潭連圩、涂山圩、杭州圩(支流に属す)の3基の堤防で順番に放流作業を実施、水位調整を行った。

 これより前、同市はすでに堤防2か所で川の水を放流し、ハ陽湖と博陽河の高水位の圧力を緩和していた。

 当日の午後6時、3基の堤防のそれぞれ放流する箇所で、大型ショベルカーが堤防に積まれていた土のうを取り払う作業を行っていた。

 涂山圩と杭州圩では、村民が村の幹部たちと協力し、手動で水門のバルブを開け、水を放流させた。

 安全を確保するため、共青城市では7月10日から、地質的に災害の起こりやすい危険な区域に住む人々に対し、避難場所を22か所提供し、7月13日までに、512世帯1682人が避難場所に移転を完了した。(c)CNS/JCM/AFPBB News