【7月15日 Xinhua News】インドネシアのジョコ・ウィドド(Joko Widodo)大統領は13日、新型コロナウイルスのワクチンを中国の北京科興控股と共同で2021年初頭に製造開始すると発表した。

 インドネシア国内で必要な3億4700万人分には届かないものの、2021年内に約1億7千万人分のワクチンを製造する予定。

 ジョコ大統領はワクチン製造開始の具体的な時期について、「2021年の1月から4月」との見通しを示した。

 ワクチンは医療従事者や重症化しやすい人、感染リスクの高い地域などに住む人に優先的に接種する。

 インドネシアでは7月から、国営企業PTバイオファーマがワクチンの臨床試験を北京科興控股と共同で進めている。(c)Xinhua News/AFPBB News