【7月15日 Xinhua News】中国青海省(Qinghai)生態環境庁はこのほど、中国最大の内陸塩水湖である青海湖の国家自然保護区で、水鳥や絶滅の恐れのあるモウコガゼルの個体数の増加が確認されたと明らかにした。

 同自然保護区は最近、水鳥やモウコガゼルの他、野生生物の伝染病に関する8日間の調査プロジェクトを実施。調査地域の野生生物に関しては、全体的に良好な結果が示された。

 調査中、41種の水鳥2万9千羽超とモウコガゼル2500頭超が確認された。

 モウコガゼルはかつて、中国北部から西部にかけて生息していたが、現在は青海湖付近のみで確認されている。1990年代には個体数が約300頭にまで減少し、国際自然保護連合(IUCN)に絶滅の恐れのある種としてリストに指定された。

 調査チームはまた、同自然保護区内でカンムリカイツブリ3100羽超が巣作りや繁殖を行っていることを確認。個体数は2018年の観察データと比較して大幅に増加した。

 水鳥の生息数の増加は、青海湖の生態学的環境や生物多様性の継続的な向上を反映していると、生態環境庁は指摘している。(c)Xinhua News/AFPBB News