スイス室内が中止に、新型コロナ懸念
発信地:パリ/フランス
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【7月15日 AFP】10月24日から11月1日に予定されていた男子テニスのスイス・インドア(Swiss Indoors Basel 2020)が、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な大流行)を理由に中止になったと、主催者が14日に発表した。
発表文には「主催者は6月中旬の時点で、現状に関連する医療、社会、経済の不確実性を理由に大会の開催は無責任かつ非現実的だと宣言していたが、男子プロテニス協会(ATP)は正式にバーゼル(スイス・インドア)側からの中止要請を承認した」と記されていた。
主催者によれば、ソーシャル・ディスタンシング(対人距離の確保)や無観客の措置を取った上での開催は現実的でないと考えていたという。
50回目となる大会は、来年10月23日から31日に行われる予定。同大会のシングルスでは、地元のロジャー・フェデラー(Roger Federer)が通算10度の優勝を誇る。(c)AFP