【7月23日 Xinhua News】中国広西チワン族自治区(Guangxi Zhuang Autonomous Region)桂林市(Guilin)興安県(Xing'an)にある運河「霊渠(れいきょ)」は、秦の始皇帝時代の紀元前214年に築かれ、2千年以上の歴史を持つ。

 2018年8月に「世界かんがい施設遺産」リストに登録された。霊渠は、古代の「湘桂走廊」(湖南省<Hunan>と同自治区の間にある細長い平原)における湖南と広西を結ぶ重要な河川輸送ルートで、その周辺地域では秦城遺跡や溶江石馬坪漢墓群、界首漢晋古墓群、厳関窯遺跡などが発掘され、大量の遺物が出土した。(c)Xinhua News/AFPBB News