【7月15日 Xinhua News】中国通信機器大手の華為技術(ファーウェイ、Huawei)は13日、2020年上半期(1~6月)の業績を発表した。売上高は前年同期比13・1%増の4540億元(1元=約15円)、純利益率は9・2%だった。事業別売上高は、通信会社向け事業が1596億元、企業向け事業が363億元、消費者向け事業が2558億元。中国証券報が伝えた。

 ファーウェイは、各国が新型コロナウイルスの対処に苦慮しており、情報通信技術(ICT)は感染対策に大変有効なだけでなく、経済回復のエンジンにもなっているとした上で、通信会社や各産業のパートナーと共に努力を重ね、ネットワークの安定した運営を維持し、デジタル化を加速させることで、各国の感染対策と経済回復に寄与したいとした。

 複雑な外部環境を前に、世界の産業チェーンの開放と協力、相互信頼は重要性を増している。ファーウェイは、どんな困難に直面しても、顧客とサプライヤーへの義務を果たし、存続と発展に全力を尽くし、世界のデジタル経済とテクノロジーの発展に貢献していく姿勢を示した。(c)Xinhua News/AFPBB News