【7月14日 AFP】新型コロナウイルス検査で陽性と判定され、1週間近く自主隔離生活を送っているブラジルのジャイル・ボルソナロ(Jair Bolsonaro)大統領(65)は13日、隔離生活は「もう耐えられない」として、再検査を受けると発表した。

 大統領公邸のアウボラーダ宮殿(Alvorada Palace)で隔離生活を送るボルソナロ氏は、CNNブラジル(CNN Brazil)の電話インタビューに対し、「検査結果は数時間で出るはずだ、待ち遠しい。毎日、家で同じことを繰り返しているのはもう耐えられない。実にひどいものだ」と述べた。検査結果は14日中に出る予定。

 ボルソナロ氏は「体調はすこぶる良く」、発熱や息苦しさはないという。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の症状としてよくみられる味覚異常もないとしている。

 同氏は「新たな検査結果がどうなるか分からないが、問題がなければ職務に戻る。何か問題が見つかった場合は、数日間待つ」とし、遅くても1週間以内には通常復帰する考えを示し、「それ以外は何ら問題ない。いつもビデオ会議を行っていて、仕事がたまらないようにしている」と述べた。(c)AFP