【7月14日 AFP】米国男子ゴルフツアー(US PGA Tour)は13日、国内で新型コロナウイルスの感染者が再び増加している中で、2019-20シーズンの残りの日程を発表するとともに、いずれも無観客で開催すると明らかにした。

 今季のPGAツアーは新型コロナウイルスの影響で中断されていたシーズンが6月に再開されて以降、ここまでの5大会はすべて無観客で行われていた。当初は米オハイオ州で開催される今週のザ・メモリアルトーナメント(The Memorial Tournament)からファンの立ち入りが認められるはずだったが、新規感染者の急増を受けてその計画は撤回された。

 これによって、アトランタ州で9月4日から7日に行われるフェデックス・カップ(FedEx Cup 2020)プレーオフ最終戦のツアー選手権(TOUR Championship 2020)を含め、今季の終盤戦は観客が誰もいない状況で実施されることになった。

 ツアー選手権の大会事務局長を務めるアリソン・フィルモア(Allison Fillmore)氏はコメント文で、「これらの決断は決して簡単ではなかった」とした上で、この決定は「関係者にとって最良の判断である」と述べた。(c)AFP