【7月14日 Xinhua News】中国本土のスターバックス(Starbucks)は、今月中旬からルワンダ産コーヒー豆「アバクンダカワ」の発売を始めた。300店舗余りのリザーブストアで取り扱う。

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 上海市中心部の南京西路にあるスターバックス・リザーブ・ロースタリー・シャンハイの店内では「ルワンダの経済成長を促進し、より多くのコーヒー豆を中国に届けたい」とする同国のジェームス・キモニョ駐中国大使のメッセージを伝えるショートビデオが放映された。

 アバクンダカワはルワンダ特有の地理と気候が育んだ高品質の豆で、これまで多くの国際大会で優勝している。ルワンダ語で「コーヒーを愛する人たち」を意味し、地元のコーヒー協同組合の名称にもなっている。

 キモニョ氏は、中国で人気の「ライブコマース」に中国市場の持つ巨大な潜在力を見いだす。5月には、国連事務次長でアフリカ経済委員会事務総長のソングウェ氏らと共に1千万人余りが視聴する中国のライブ配信番組に参加し、自国のコーヒー豆を紹介した。コーヒー豆は瞬く間に1500キロを完売。中国とアフリカが協力して経済成長を促進し、新型コロナウイルスがもたらした苦境を共に乗り切る中でのエピソードの一つとなった。(c)Xinhua News/AFPBB News