【7月14日 AFP】マイク・ポンペオ(Mike Pompeo)米国務長官は13日、米国は中国による南シナ海(South China Sea)での資源探査を違法として扱うと述べ、中国に対する圧力をまた別の分野から強めた。

 ポンペオ氏は「海洋資源をめぐる南シナ海の大部分に及ぶ中国の主張は、それらを支配するための威嚇行動と等しく完全に違法だということを、われわれはここで明らかにしておく」と述べた。

 米国は南シナ海における中国の広範にわたる主張を長年拒否し、ベトナムやフィリピンといった周辺地域の同盟国の側に付いているが、個々の紛争の是非については何らかの立場を取らないとしてきた。だがポンペオ氏は今回、さらに踏み込み東南アジア諸国への支持を明言した。

 ポンペオ氏はさらに「これらの海域で他国の漁業や炭化水素開発に対して嫌がらせを行ったり、あるいは一方的にそのような活動をしたりする中国のあらゆる行為は違法である」と述べた。

 11月の米大統領選を前にドナルド・トランプ(Donald Trump)政権は中国に対する敵視を強め、次々と強硬な対中政策を打ち出している。最近では中国当局による香港での弾圧や、新疆ウイグル自治区(Xinjiang Uighur Autonomous Region)のウイグル人、チベット自治区(Tibet Autonomous Region)の少数民族の処遇をめぐり、米政府は中国当局者に対し査証(ビザ)の発給を制限している。(c)AFP