【7月14日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間14日午前4時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は56万9879人に増加した。

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 中国で昨年12月末に新型ウイルスが最初に発生して以降、これまでに196の国・地域で少なくとも1299万2640人の感染が確認され、少なくとも694万3800人が回復した。

 この統計は、各地のAFP支局が各国当局から収集したデータと世界保健機関(WHO)からの情報に基づいたもので、実際の感染者はこれよりも多いとみられる。多くの国では、症状がある人や重症患者にのみ検査を実施している。

 13日午前4時以降、新たに3469人の死亡と19万1744人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのはブラジルの631人。次いでインド(500人)、米国(334人)となっている。

 最も被害が大きい米国では、これまでに13万5400人が死亡、333万6154人が感染し、少なくとも100万6326人が回復した。

 次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は7万2100人、感染者数は186万4681人。以降は英国(死者4万4830人、感染者29万133人)、メキシコ(死者3万5006人、感染者29万9750人)、イタリア(死者3万4967人、感染者24万3230人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはベルギーの84人。次いで英国(66人)、スペイン(61人)、イタリア(58人)、スウェーデン(55人)となっている。

 香港とマカオ(Macau)を除く中国本土で発表された死者数は4634人、感染者数は8万3602人、回復者数は7万8648人。

 地域別の死者数は、欧州が20万2780人(感染284万9335人)、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が14万4846人(感染337万9778人)、米国・カナダが14万4221人(感染344万3961人)、アジアが4万3958人(感染177万9712人)、中東が2万655人(感染93万1951人)、アフリカが1万3282人(感染59万6353人)、オセアニアが137人(感染1万1556人)となっている。

 各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。(c)AFP