【7月13日 AFP】「ロックの王様」こと米歌手エルビス・プレスリー(Elvis Presley)の唯一の孫息子、ベンジャミン・キーオ(Benjamin Keough)さん(27)が、12日に死去したことが分かった。キーオさんの母リサ・マリー・プレスリー(Lisa Marie Presley)さんのマネジャーがAFPに明らかにした。米メディアは自殺とみられると報じている。

 芸能情報サイト「TMZ」は警察筋の情報として、米ロサンゼルス近郊のカラバサス(Calabasas)で銃で自殺したとみられるキーオさんの遺体が見つかったと伝えている。

 リサ・マリーさんのマネジャーは、キーオさんが亡くなった経緯について詳細を明らかにしていない。

 リサ・マリーさんは、1977年に42歳で死去したプレスリーが妻で女優のプリシラ(Priscilla Presley)さんとの間にもうけた唯一の子ども。キーオさんには姉妹が3人いる。

 キーオさんはめったに公の場に姿を見せなかったが、写真によれば祖父にそっくりで、リサ・マリーさんは「怖いくらい」よく似ていると語っていた。

 TMZによると、キーオさんは俳優もやるミュージシャンで、2017年にテネシー州メンフィス(Memphis)のプレスリーの自宅跡「グレースランド(Graceland Mansion)」で開催された没後40年イベントにも参加していた。(c)AFP