【7月13日 AFP】世界各地で新型コロナウイルスの感染が急増するなか、南アフリカは12日、全土に再び夜間外出禁止令を発令した。また、スペイン北東部カタルーニャ(Catalonia)自治州では一部地域で再びロックダウン(都市封鎖)が導入されている。

 南アフリカのシリル・ラマポーザ(Cyril Ramaphosa)大統領は夜間外出禁止発令の理由について、同国が「これまでよりも猛烈で破壊的」な「新型コロナウイルスの嵐」に見舞われていると指摘。

 また「感染のピークに向かっており、飲酒がらみのけがによって医療施設や病院に負担をかけないことが大切だ」とし、アルコール飲料の販売も禁止すると発表した。

 南アフリカではここ数日、新規感染者が1日当たり1万2000人を超えており、世界で米国、ブラジル、インドに次いで多い。

 一方、スペインのカタルーニャ州政府は12日、北東部リェイダ(Lerida)市内とその周辺地域に住む20万人以上に対し、再び自宅待機を命じた。(c)AFP/Susan NJANJI / with AFP bureaus