【7月13日 AFP】イングランド・プレミアリーグ、クリスタルパレス(Crystal Palace)のFWウィルフレッド・ザハ(Wilfried Zaha)のSNSに人種差別メッセージを送ったとして、12歳の少年が逮捕された。

 12日に行われたアストン・ビラ(Aston Villa)戦に先立ちザハは、自身のインスタグラム(Instagram)に相手チームのファンから届いた人種差別的なメッセージ3通のスクリーンショットをツイッター(Twitter)に投稿していた。

 ウエストミッドランド警察(West Midlands Police)はアストン・ビラが2-0で勝利した試合後、英ソリハル(Solihull)に住む少年を逮捕したと発表している。

 同警察はツイッターで、「本日、サッカー選手に送られた一連の人種差別メッセージについて通報を受け、捜査の結果、少年一人を逮捕した」と明かした。「ソリハルに住む12歳を拘束している。この件で声を上げてくれたすべての人に感謝する。人種差別は許されることはない」

 アストン・ビラはこの差別メッセージを非難し、「ウィルフレッド・ザハに送られた非常に不快な人種差別メッセージを遺憾に思う。われわれはこの非常に重大な事件の調査で警察に協力している。犯人が特定された場合、クラブとして永久追放処分とする」と発表していた。(c)AFP