【7月13日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間13日午前4時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は56万6075人に増加した。

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 中国で昨年12月末に新型ウイルスが最初に発生して以降、これまでに196の国・地域で少なくとも1279万8410人の感染が確認され、少なくとも681万1600人が回復した。

 この統計は、各地のAFP支局が各国当局から収集したデータと世界保健機関(WHO)からの情報に基づいたもので、実際の感染者はこれよりも多いとみられる。多くの国では、症状がある人や重症患者にのみ検査を実施している。

 12日午前4時以降、新たに4442人の死亡と20万2975人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのはブラジルの1071人。次いで米国(636人)、インド(551人)となっている。

 最も被害が大きい米国では、これまでに13万5066人が死亡、328万2554人が感染し、少なくとも99万5576人が回復した。

 次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は7万1469人、感染者数は183万9850人。以降は英国(死者4万4819人、感染者28万9503人)、イタリア(死者3万4954人、感染者24万3061人)、メキシコ(死者3万4730人、感染者29万5268人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはベルギーの84人。次いで英国(66人)、スペイン(61人)、イタリア(58人)、スウェーデン(55人)となっている。

 香港とマカオ(Macau)を除く中国本土で発表された死者数は4634人、感染者数は8万3594人、回復者数は7万8634人。

 地域別の死者数は、欧州が20万2502人(感染283万1366人)、米国・カナダが14万3884人(感染339万143人)、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が14万3316人(感染332万9791人)、アジアが4万2916人(感染173万7064人)、中東が2万314人(感染91万9184人)、アフリカが1万3006人(感染57万9499人)、オセアニアが137人(感染1万1371人)となっている。

 各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。(c)AFP