米テスラCEO、上海工場のさらなるAI導入に意欲
このニュースをシェア
【7月13日 Xinhua News】米電気自動車(EV)大手テスラ(Tesla)のイーロン・マスク(Elon Musk)最高経営責任者(CEO)は9日、世界人工知能大会(WAIC)の開幕式で基調スピーチを行い、同社上海工場「ギガファクトリー」ではAIやよりスマートなソフトウエアがさらに使用されるようになると語った。
ただ、工場内を事実上完全にAI化するにはしばらく時間を要するとも述べた。
マスク氏によると、工場は、人間と機械が関わる複合的・人工頭脳学的な集合体と見なすことができるという。製造企業におけるロボットの割合ははるかに高い。
マスク氏は「時がたつにつれて、双方の仕事は増え、また仕事を持つことは任意になると思う。時折耳にする、経済への誤った前提の一つに、雇用は有限だというものがある。雇用が有限であることは決してない」と述べ、自身の事業成長で最も懸念しているのは、人間の人材を十分確保できるかどうかだと語った。
同氏はスピーチの最後に、中国チームの熱心な仕事ぶりに感謝を表明。来年中国を訪問したいと語った。(c)Xinhua News/AFPBB News