【7月13日 Xinhua News】中国広西チワン族自治区(Guangxi Zhuang Autonomous Region)柳州市(Liuzhou)に本拠を置く自動車メーカー、上汽通用五菱汽車が発表した2020年上半期(1~6月)の自動車輸出台数(ノックダウン方式を含む)は、前年同期比42%増の3万8786台で、海外市場での売上高は51%増の2億5千万ドル(1ドル=約107円)だった。

 同社が生産する中国オリジナル世界市場向けモデル「宝駿530」の20年1~6月の累計輸出台数は86・2%増の2万5287台で、うち完成車輸出が141・9%増の8451台だった。今月初めには中東市場で新たに2045台を受注しており、海外市場での人気が続いている。

 9日には、新型の世界市場向けモデル「宝駿510」の第1陣542台が、柳州市から南米に向け出荷された。こちらも同社が独自開発し、完全な独自の知的財産権を持つグローバル戦略モデルで、将来的には中東やアフリカ、メキシコなど複数の海外市場に輸出する計画となっている。(c)Xinhua News/AFPBB News