【7月12日 AFP】19-20スペイン1部リーグは11日、第36節の試合が行われ、FCバルセロナ(FC Barcelona)はリオネル・メッシ(Lionel Messi)が今季リーグ戦20アシスト目を記録し、1-0でレアル・バジャドリード(Real Valladolid)に勝利した。

 敵地エスタディオ・ホセ・ソリージャ(Estadio Jose Zorrilla)でメッシはアルトゥーロ・ビダル(Arturo Vidal)の決勝点をお膳立てし、スペイン1部では2009年のシャビ・エルナンデス(Xavi Hernandez)氏以来となるシーズン20アシストを記録した。

 バルセロナが白星を挙げたことで、レアル・マドリード(Real Madrid)は13日のグラナダ(Granada CF)戦で勝利したとしても優勝が決まることがなくなったが、信じられないような大崩れがないかぎり、来週にもタイトル獲得が決まる。

 レアルは、グラナダに勝った上で16日にホームで行われるビジャレアル(Villarreal CF)戦にも勝てば、バルセロナの結果に関係なくトロフィーを獲得できる。今季残り3試合で勝ち点5を積み上げれば、レアルはここ8年では2度目のリーガ制覇となる。

 一方、3位のアトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)は、30分以上10人での戦いを強いられながらもレアル・ベティス(Real Betis)に1-0で勝利し、来季の欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2020-21)出場権を確保した。

 アトレティコは、57分にDFマリオ・エルモソ(Mario Hermoso)が退場処分を受けたものの、73分にヤニック・フェレイラ・カラスコ(Yannick Ferreira Carrasco)のFKからジエゴ・コスタ(Diego da Silva Costa)がこの試合唯一の得点を決めた。(c)AFP/Thomas ALLNUTT