コロナ禍のなか営業再開、米フロリダのディズニー・ワールド
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【7月12日 AFP】米フロリダ州オーランド(Orlando)にあるテーマパーク「ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート(Walt Disney World Resort)」は11日、営業を再開した。同園は、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な大流行)を受けて4か月間閉鎖されていた。
フロリダ州は、米国で再燃した新型コロナウイルスの流行による感染者と死者が最も多い州の一つ。11日には同州としてはこれまでで3番目に多い1万360人の新規感染者が確認されたほか、95人が死亡した。
パーク4か所のうち、11日はマジックキングダム・パーク(Magic Kingdom Park)とディズニー・アニマルキングダム(Disney's Animal Kingdom Theme Park)の2か所で営業を再開。エプコット(Epcot)とディズニー・ハリウッド・スタジオ(Disney Hollywood Studios)は、15日に再開する。
数百人が暑い中で、列をつくって再開を待った。ミッキーマウス(Mickey Mouse)の耳を着けた人もいたが、すべての客はマスクを着けていた。同園では、来客と従業員両方にマスクの着用を義務付けるなど、新たな指針が導入されている。
11日の入園チケットは、ディズニー側が園内の客数を制限し、ソーシャル・ディスタンシング(対人距離の確保)に対応できるよう、事前予約の措置が取られた。7月中のチケットは、すでに完売している。
入り口では入場者の検温が行われ、あらゆる場所に手の消毒剤が設置されている。ディズニーは、アトラクションや店内では2メートルの対人距離を確保するとしている。(c)AFP