【7月11日 AFP】北米アイスホッケーリーグ(NHL)の理事会と選手会(NHLPA)は10日、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な大流行)で中断している今シーズンを8月1日に再開することで合意した。また、現在の労使協定についても、2025-26シーズンまで4年間延長することになった。

 NHLのギャリー・ベットマン(Gary Bettman)コミッショナーは、「NHLと選手会は本日、全員が直面している不透明な状況への取り組み、2019-20シーズンの完了に向けた枠組み、そしてリーグを発展させるための長期的かつ継続的な土台に関して、重要な合意に至ったことをお知らせする」と述べた。

「全員が懸命に新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の危機に取り組んでいる中で、これからも健康と安全がわれわれの最優先事項である」

 新しい労使協定には、2022年と2026年の冬季五輪にNHL選手の出場を認める条項が含まれているが、それには国際アイスホッケー連盟(IIHF)の承認が必要となる。韓国で開催された2018年平昌冬季五輪のアイスホッケーには、NHLの選手は参加しなかった。(c)AFP