首位レアルがアラベス下す、次節優勝決定の可能性も
発信地:マドリード/スペイン
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【7月11日 AFP】19-20スペイン1部リーグは10日、第35節の試合が行われ、レアル・マドリード(Real Madrid)は2-0でアラベス(Alaves)を下し、優勝に手が届くところまできた。
ホームのレアルは、出場停止の主将セルヒオ・ラモス(Sergio Ramos)がスタンドから見守る中、キャプテンマークを巻いたカリム・ベンゼマ(Karim Benzema)がラモスの代わりに任されたPKを決めて先制に成功すると、その後もマルコ・アセンシオ(Marco Asensio)のチーム2点目をアシストした。
首位レアルは2位との勝ち点差4を維持し、再びプレッシャーはFCバルセロナ(FC Barcelona)にかかっている。2位のバルセロナが11日のレアル・バジャドリード(Real Valladolid)戦で勝利を逃すと、レアルは13日のグラナダ(Granada CF)戦に勝てば2試合を残して優勝が決まる。
レアルはグラナダ戦で優勝を決められなくても、バルセロナとの直接対決の成績で上回っていることから、優勝は堅い状況にみえる。また、バルセロナが残り3戦で全勝しても、レアルはグラナダに勝利した上で最後の2試合を引き分ければタイトルを獲得できる。
それでもレアルのジネディーヌ・ジダン(Zinedine Zidane)監督は「まだどうなるかわからない」「ラ・リーガは非常に厳しいし、3試合残っている」とコメント。ラファエル・バラン(Raphael Varane)も「気を抜いてはいけない」と付け加えた。(c)AFP/Thomas ALLNUTT