【7月12日 Xinhua News】中国太行山脈の中段に位置する、山西省(Shanxi)晋中市(Jinzhong)昔陽県(Xiyang)でこのほど、1頭の華北ヒョウ(学名Panthera pardus japonensis)の姿が捉えられた。長期にわたり華北ヒョウの研究を行っている動物保護の従事者によると、この華北ヒョウは太行山で人気の「F8」だという。

 華北ヒョウは中国特有のヒョウの亜種で、「F8」は昔陽県の隣県、和順県で生まれ、今年4~5歳になる。「F8」が、生まれた土地以外の地域で姿を現したのは今回が初めてで、昔陽県が持続的な生態修復や植樹を通して、種の多様性にしっかりとした基礎を提供したことを示している。(c)Xinhua News/AFPBB News