【7月11日 Xinhua News】中国全国乗用車市場情報連合会(CPCA)がこのほどの発表によると、1~6月、中国の乗用車販売台数は前年同期比23%減の770万台、6月の乗用車販売台数は前月比2・9%増の165万4千台。前月比の増加は3~6月の4カ月連続となる。中国証券報が伝えた。

 CPCAによると、乗用車市場がオフシーズンの6月、例年のように下向くわけではなく、回復している状態が呈していた。これは政策と市場の共同作用の結果だ。重慶モーターショーなどの6月の開催、各地方での消費促進策の実施、有力ブランドの販売拡大は乗用車販売を増加させた。

 6月、高級車の小売台数は前年同月比で27%増、前月比で9%増となり、市場シェアは14・9%で過去最高となった。主要合弁ブランドの小売は7%減、3%増となった。国産ブランドは圧力が比較的大きく、6月の小売台数は前年同月比で16%減、前月比は横ばい、市場シェアは32%となり、ここ数年の最低だった。

 新エネルギー車(NEV)の卸売台数は前年同月比34・9%減、前月比20・1%増の8万5600台。プラグインハイブリッド車の販売台数は前年同月比11%減の1万7700台、電気自動車の卸売台数は40%減の6万7千台だった。(c)Xinhua News/AFPBB News