【7月10日 AFP】男子ゴルフ米国ツアー、ワークデイチャリティー・オープン(Workday Charity Open 2020)は9日、オハイオ州ダブリン(Dublin)のミュアフィールド・ビレッジGC(Muirfield Village GC、パー72)で初日が行われ、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の検査で陽性反応を示した選手たちが同組でプレーした。

 南アフリカのディラン・フリテッリ(Dylan Frittelli)と、デニー・マッカーシー(Denny McCarthy)とニック・ワトニー(Nick Watney)の米国勢にとっては、これが新型ウイルスの陽性反応が出てから初の大会で、3人は同じグループで回った。主催者によれば、「十分な注意」を払っての措置だという。

 フリテッリとマッカーシーは1オーバー「73」で、苦戦を強いられたワトニーは147位タイとなる5オーバー「77」で初日をフィニッシュ。フリテッリは「かなり変な感じだった」と振り返った。

 ツアーは検査で陽性反応が続いている選手とキャディーについて、最初に症状が出てから少なくとも10日、熱が下がってから72時間が経過している場合に限り、大会への参加を許可している。

 この日は、7アンダーを記録したコリン・モリカワ(Collin Morikawa、米国)が、アダム・ハドウィン(Adam Hadwin、カナダ)に1打差をつけて首位に立った。

 松山英樹(Hideki Matsuyama)は、ニック・テイラー(Nick Taylor、カナダ)、ザック・ジョンソン(Zach Johnson、米国)、アーロン・ワイズ(Aaron Wise、米国)ら3人と並び、さらに1打差の3位タイとなっている。(c)AFP