【7月9日 AFP】ドイツ・ブンデスリーガ1部のRBライプツィヒ(RB Leipzig)は8日、姉妹クラブであるオーストリア1部リーグのレッドブル・ザルツブルク(Red Bull Salzburg)から、韓国代表FWの黄喜チャン(Hee-Chan Hwang、ファン・ヒチャン)を獲得したと発表した。

 約900万ユーロ(約10億9000万円)と報じられる移籍金でライプツィヒに渡る黄だが、契約は来季からの5年間であるため、来月に予定されている欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2019-20)には出場することができない。

 24歳の黄は、先月イングランド・プレミアリーグのチェルシー(Chelsea)に移籍したティモ・ヴェルナー(Timo Werner)が背負っていた11番をつけることになる。

 両クラブはオーストリアの大手エナジードリンク会社「レッドブル(Red Bull)」社が後ろ盾となっており、ザルツブルクからライプツィヒへの移籍はこの8年で17人目となる。

 しかしライプツィヒは、黄が来季からの契約にサインしたと述べており、同選手は来月ポルトガル・リスボンで行われるチャンピオンズリーグのトーナメントに出場することはできない。

 今シーズンのブンデスリーガで3位に終わったライプツィヒは、チャンピオンズリーグの決勝トーナメント1回戦でトッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)を下しており、準々決勝の対戦相手は10日に行われる組み合わせ抽選会で判明する。(c)AFP