【7月9日 Xinhua News】ザンビアにある中国企業、チャンビシ銅精錬有限公司(CCS)は今年、同国中部コッパーベルト州カルルシ地区のCSR(企業の社会的責任)事業の予算として300万クワチャ(1クワチャ=約6円)を割り当てた。 

 取材に応じたCCSの最高経営責任者(CEO)徐来祥(Xu Laixinag)氏は、今回のCSR事業にはカルルシ鉱山地区にあるブヤンタンシ小学校の3教室、カフブ貯蔵所付近の橋、チブルマ市場の風雨よけの建設などが含まれることを明らかにした。 

 徐氏はさらに、同社はCSR活動に2014年以降2200万クワチャ、年間およそ400万クワチャを費やしてきたとして、カルルシ地区の医療サービスと道路網の改善にも力を入れていると述べた。 

 カルルシの市民からは、CCSが地元住民の生活水準の向上に取り組んでいることを賞賛する声が上がっている。 

 ジョセフ・ランドゥ氏は、CCSはカルルシで多数の雇用を創出し、同社が企業活動を行っている地元にも還元しているとして、「CCSは、特に教育分野で数多くの事業に資金を提供し、ザンビアの青少年の学習水準の向上を支援している」と話した。(c)Xinhua News/AFPBB News