ナダルがマドリードOP出場を明言、全米OP回避に拍車か
発信地:マドリード/スペイン
このニュースをシェア
【7月8日 AFP】男子テニスのラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)は7日、マドリード・オープン(Mutua Madrid Open 2020)に参加する予定だと明かした。この発言は、同選手の全米オープン(US Open Tennis Championships 2020)連覇を目指す意思に疑問を投げかけるものとなった。
まだどうなるか分からないものの、今年の全米オープンはニューヨークで8月31日から9月13日まで行われる予定で、一方のマドリード・オープンの本大会は9月14日から始まる。
クレーコートで行われるマドリード・オープンは、四大大会(グランドスラム)の一つで開幕が延期になった全仏オープン(French Open 2020)の前哨戦として行われる予定となっている。
マドリード・オープンのトーナメントディレクターを務めるフェリシアーノ・ロペス(Feliciano Lopez、スペイン)は、ツイッター(Twitter)に「友人であるラファエル・ナダルと話し合い、彼は9月のマドリード(・オープン)に参加することを認めてくれた。これまで通り、われわれは(会場となる)ラ・カハ・マヒカ(La Caja Magica)で両手を広げて君を待っている!」と記した。
ナダルもこれに対し「その通りだ、フェリ(ロペスの愛称)。9月にマドリードで会おう。それまではすべてがうまく進むだろう!」とツイートした。
米国では新型コロナウイルスの感染者数が再び急増しており、全米オープンが行われるかについて新たに疑問が生じている。(c)AFP