【7月7日 AFP】ドイツ・ブンデスリーガ1部、バイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)で長くチームドクターを務めたハンス・ヴィルヘルム・ミュラー・ヴォルファールト(Hans-Wilhelm Mueller Wohlfahrt)氏は、2015年に当時のジョゼップ・グアルディオラ(Josep Guardiola)監督と対立する中でチームを離れた理由について明かした。

 世界でも屈指のスポーツ医師として知られるミュラー・ヴォルファールト氏は77歳。これまで多くのスター選手をクライアントとして抱え、元陸上男子短距離のウサイン・ボルト(Usain Bolt)氏は、2016年リオデジャネイロ五輪の100メートル決勝後、ふくらはぎの故障の克服を手助けした同氏に金メダルをささげた。

 しかし、1977年からバイエルンで働いていたミュラー・ヴォルファールト氏は、5年前に突如チームドクターを辞任。当時はチームを離れた理由について、欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League)でFCポルト(FC Porto)に敗れたのは医療チームのせいだとグアルディオラ監督が批判したためだと述べていた。

 グアルディオラ監督の下バイエルンで働いていた時期を「暗黒期」と評すミュラー・ヴォルファールト氏は、地元放送局BR24で「大きな成功を残し、おそらく世界でも有数の大物監督である若い指揮官(グアルディオラ監督)が医療面に口出しし」、「私以上にあらゆることをよく知っている」と思っていた「事実に我慢できなかった」とコメントした。

 グアルディオラ監督がチームを離れ、イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・シティ(Manchester City)の指揮官に就任した2017年、ミュラー・ヴォルファールト氏はバイエルンに復帰したが、前月に再びチームドクターを退任した。

 その一方で、すでにグアルディオラ監督とは和解していると明かし、「あれから直接会って話した。もう終わったことだ」と付け加えた。(c)AFP