【7月7日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間7日午前4時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は53万5025人に増加した。

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 中国で昨年12月末に新型ウイルスが最初に発生して以降、これまでに196の国・地域で計1152万2750人余りの感染が確認され、少なくとも601万6500人が回復した。

 この統計は、各地のAFP支局が各国当局から収集したデータと世界保健機関(WHO)からの情報に基づいたもので、実際の感染者はこれよりも多いとみられる。多くの国では、症状がある人や重症患者にのみ検査を実施している。

 6日午前4時以降、新たに3172人の死亡と17万7799人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのはブラジルの602人。次いでインド(425人)、米国(362人)となっている。

 最も被害が大きい米国では、これまでに13万80人が死亡、291万23人が感染し、少なくとも90万6763人が回復した。

 次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は6万4867人、感染者数は160万3055人。以降は英国(死者4万4236人、感染者28万5768人)、イタリア(死者3万4869人、感染者24万1819人)、メキシコ(死者3万639人、感染者25万6848人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはベルギーの84人。次いで英国(65人)、スペイン(61人)、イタリア(58人)、スウェーデン(54人)となっている。

 香港とマカオ(Macau)を除く中国本土で発表された死者数は4634人、感染者数は8万3557人、回復者数は7万8518人。

 地域別の死者数は、欧州が19万9642人(感染274万1163人)、米国・カナダが13万8812人(感染301万5788人)、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が12万8315人(感染292万6327人)、アジアが3万8543人(感染150万9538人)、中東が1万8170人(感染83万9517人)、アフリカが1万1408人(感染48万312人)、オセアニアが135人(感染1万111人)となっている。

 各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。(c)AFP