【7月7日 Xinhua News】中国内モンゴル自治区(Inner Mongolia Autonomous Region)エレンホト市(Erenhot)の出入境検査総合ステーションはこのほど、同市で通関した「中欧班列(中国と欧州を結ぶ国際定期貨物列車)」の今年上半期(1~6月)の運行本数が、前年同期比34%増の956本だったと明らかにした。うち、出国は414本、入国は542本だった。エレンホトは既に中国・モンゴル国境で最大の陸上通関地となった。

 同市で通関する「中欧班列」は現在38路線あり、中国国内の始発都市は河南省(Henan)鄭州市(Zhengzhou)や四川省(Sichuan)成都市(Chengdu)、福建省(Fujian)アモイ(Xiamen)、広東省(Guangdong)東莞市(Dongguan)、上海市など36都市に上る。目的地にはドイツのハンブルク、オランダのロッテルダム、ポーランドのワルシャワなどがある。

 鉄道部門の統計によると、今年上半期のエレンホトにおける「中欧班列」を含む鉄道貨物の輸出入量は17・7%増の814万1100トンだった。(c)Xinhua News/AFPBB News