【7月6日 AFP】世界で最も著名かつ多作な映画音楽作曲家の一人だったエンニオ・モリコーネ(Ennio Morricone)氏が6日、イタリアの首都ローマの病院で死去した。91歳だった。

 弁護士の発表を伝えた報道によると、モリコーネ氏は転倒して大腿(だいたい)骨を骨折し治療を受けていたが、入院先の病院で亡くなったという。

 モリコーネ氏は、学友のセルジオ・レオーネ(Sergio Leone)監督が手掛けた1966年の西部劇『続・夕陽のガンマン/地獄の決斗(The Good, the Bad and the Ugly)』や、2016年に自身がアカデミー賞(Academy Awards)を受賞したクエンティン・タランティーノ(Quentin Tarantino)監督の『ヘイトフル・エイト(The Hateful Eight)』など、約500作品の作曲を担当した。(c)AFP