シャビ監督がアル・サードと契約延長、今夏のバルサ復帰は消滅
発信地:ドーハ/カタール
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【7月6日 AFP】カタール1部リーグのアル・サード(Al-Sadd)は5日、シャビ・エルナンデス(Xavi Hernandez)監督との契約を1年延長したと発表した。
ここ最近、シャビ監督がスペイン1部リーグの古巣FCバルセロナ(FC Barcelona)を率いるキケ・セティエン(Quique Setien)監督の後任候補に挙がっているという報道が出ていたが、これでこの夏に復帰する可能性は消滅した。
シャビ監督はバルセロナのエルネスト・バルベルデ(Ernesto Valverde)前監督が解任された今年1月、古巣からのオファーを断った。その結果、クラブはセティエン監督にチームを託すという驚きの人選をしていた。
現在40歳のシャビ監督は、アル・サードの公式サイトに掲載された発表文の中で「アル・サードの監督を続けることができうれしく思う。チームの目標は、常にすべてのタイトルを目指して戦うこと」と記した。
「今は来季の国内大会とアジアカップ戦に向け、選手を十分準備させることに完全に集中している」
バルセロナの下部組織で育ったシャビ監督は、現役時代に同クラブで最多出場記録を更新し、欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League)を4度、リーグ戦を8度制覇。
スペイン代表として2010年のW杯南アフリカ大会(2010 World Cup)も制したシャビ監督は、2015年に加入したアル・サードで現役を引退し、昨年7月からは指揮官を務めている。(c)AFP