再開後好調のデシャンボーがロケット・モーゲージ・クラシック優勝
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【7月6日 AFP】男子ゴルフ米国ツアー、ロケット・モーゲージ・クラシック(Rocket Mortgage Classic 2020)は5日、ミシガン州デトロイト(Detroit)のデトロイトGC(Detroit Golf Club、パー72)で最終日が行われ、通算23アンダーのブライソン・デシャンボー(Bryson DeChambeau、米国)がマシュー・ウルフ(Matthew Wolff)の追い上げをしのぎ、優勝を飾った。
前日首位のウルフと3打差で最終日を迎えたデシャンボーは、序盤でこの差を追いつくと、上がり3ホールを連続バーディーで締めてバックナインのスリリングな一騎打ちを制した。この日スコア「65」を記録したデシャンボーは、米ツアー6勝目を挙げている。
デシャンボーは新型コロナウイルスの影響による中断明け以降は主役級の活躍を見せ、優勝候補としてこの大会に臨んでいたが、今大会も好調を維持した。ツアー優勝は2018年以来だが、10位以内でのフィニッシュはこれで7大会連続。その大きな要因となっている恵まれた体格を武器にパワーでコースをねじ伏せ、ドライバーの飛距離は平均350ヤードに達した。
対する21歳のウルフは、1996年のタイガー・ウッズ(Tiger Woods)以降では最年少でのツアー2勝目を目指し、最後も残り7ホールで4バーディーを奪って追い上げたが、「71」のスコアで通算20アンダーの単独2位となった。
首位と5打差の単独3位には、この日スコア「66」を記録したケヴィン・キスナー(Kevin Kisner、米国)が入り、同7打差の4位タイにはカナダのアダム・ハドウィン(Adam Hadwin)と米国のライアン・アーマー(Ryan Armour)、ダニー・ウィレット(Danny Willett)とタイレル・ハットン(Tyrrell Hatton)のイングランド勢が並んだ。
松山英樹(Hideki Matsuyama)は、通算13アンダーで21位タイとなった。(c)AFP