クラウド卒業写真 思い出は心の底に
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【7月6日 People’s Daily】新型コロナウイルスの影響で、今年は874万校の高等教育機関で卒業生がばらばらの卒業シーズンを迎えている。
「私たちで『クラウド卒業写真』を作って記念にしませんか」と、中南大学(Central-South University)化学化工学部応用科学コースの寧家俊(Ning Jiajun)さんはクラスのグループチャットで提案した。グループチャットはすぐ、在宅のクラスメイトたちの反応でにぎやかになった。
「私がマンガ絵の学士服を書きました。全員違ったポーズにして、生き生きした感じを出したんです」クラス長の何佳蕾(He Jialei)さんは普段から絵を描くのが好きで、今回も自分から「クラウド卒業写真」に参加した。
寧家俊さんはクラス28人の写真を集め、画像修正ソフトで顔のアバターを作った。同時にキャンパス内でシンボルになっている建物の写真を探し、卒業写真の背景にした。何佳蕾さんはマンガ絵の楽士服を描き、学友たちのアバターと背景をそこに合成した。
3日もしないうちに、この「クラウド卒業写真」はできあがった。どの写真も記念にできる地点が含まれており、校門で整列していたり、草の上で寝転がって空を見上げていたり、大学4年間の思い出が詰め込まれていた。
「今年の卒業シーズンは残念です、また皆で集まることができなくて、それぞれ奔走しました」「クラスメイトの笑顔が一番の思い出です」。クラスメイトたちは口々に感慨を述べる。クラス担任教員の易小芸(Yi Xiaoyi)さんには、それがとても団結と友愛に満ちた温かい写真に見えたという。
「大学側の手配で卒業生は分散して登校することになり、クラスメイトたちが卒業前に集まることは難しかったのです」。同校の化学化工学院2016年入学の補助教員范帆(Fan Fan)さんは言う。友人たちに卒業の気分を味わってほしいと思い、同学部では卒業生たちのために卒業アルバムを制作した。アルバムは各クラスがデザインし、第1部は先生方や学部長の贈る言葉、第2部は4年間の学生たちの集合スナップが収められている。
同時に、学士服を着て写真を撮れなかった卒業生たちへの埋め合わせとして、学部は疫病が終息してから、いつでも学士服を借りに大学に戻ってよいとする措置を出した。また、卒業記念デザインのTシャツは卒業生に郵送し、学部が毎年行っている謝恩会はオンラインサイトで行う。
6月1日、クラスの学生たちは卒業論文の口頭試問を終え、寧家俊さんがけん引したクラスデザインの卒業アルバムも完成した。「この卒業シーズンを通して、私たちは学校からの愛情を感じ、キャンパスライフや友人たちとますます名残惜しくなりました。皆がいつでもアルバムをめくって、私たちのことを思い出してほしいです。青春も私たちの友情も永遠です」(c)People's Daily/AFPBB News