新疆南部、辺地の農民・牧畜民向け電力供給を改善
このニュースをシェア
【7月6日 Xinhua News】中国新疆ウイグル自治区(Xinjiang Uighur Autonomous Region)は3日、同自治区南部の辺地に住む農民・牧畜民1500世帯以上が、電力供給プロジェクトの支援を受けたと発表した。
新疆南部の極度貧困地域に位置する11の村の世帯は2014年から、太陽光発電による電力供給を受けているが、供給が安定していなかった。
この問題を解決するため、19年6月から計5億9200万元(1元=約15円)を投資、カラコルム山脈とタクラマカン砂漠の奥地に、1基ずつ送電塔を建てて電線を張り、送電網を整備した。
これらの地域に安定的に電力を供給することで、農民・牧畜民が地域の特色ある産業を発展させることが期待される。(c)Xinhua News/AFPBB News