【7月6日 Xinhua News】中国広西チワン族自治区(Guangxi Zhuang Autonomous Region)と中東・アフリカ諸国とのデジタル貿易ウイークが6月29日~7月5日、オンライン形式で開催された。期間中は1日1回、計7回のテーマ別ライブ配信プロモーションが実施された。

 同ウイークは、インターネットや越境電子商取引(EC)を活用し、国外のバイヤーに広西チワン族自治区の良質な製品を紹介し、中東・アフリカ諸国との経済貿易交流を促進するのが目的。初日の開始式には、中国と中東、アフリカの政府関係者や業界団体のリーダー、バイヤー、企業代表など13万人が参加した。

 同自治区からは、輸出企業102社が500種類余りの製品を出品した。互いに関心をもったサプライヤーとバイヤーは、ビデオ通話を通じて1対1で商談を行った。

 広西チワン族自治区貿易促進委員会と同自治区国際商会の秘書長(事務局長)を務める鄭詩軍(Zheng Shijun)氏はテーマ別プロモーションで、中東・アフリカ諸国の化学肥料、鉱産物、農産物などが同自治区で人気が高いと説明。一方で同自治区の亜熱帯果物、茶葉、健康長寿食品などの有機農産物や医療・ヘルスケア、建材、陶磁器・ホームインテリア、軽工業製品・日用品、自動車・自動車部品、建設機械などの中東・アフリカ市場参入を期待していると述べた。広西チワン族自治区と中東・アフリカ諸国の貿易は発展余地が大きいとの考えも示した。(c)Xinhua News/AFPBB News