アルボン、終盤にまたもハミルトンと接触し涙のむ
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【7月6日 AFP】5日に行われた20F1開幕戦のオーストリアGP(Austrian Grand Prix 2020)で、レッドブル(Red Bull)のアレクサンダー・アルボン(Alexander Albon)は、またしてもメルセデスAMG(Mercedes AMG)のルイス・ハミルトン(Lewis Hamilton)と衝突して表彰台入りのチャンスを逃し、涙をのんだ。
英ロンドン生まれのタイ人ドライバーであるアルボンは、ハミルトンにわずかに先行した残り10周のターン4付近で、2019年のブラジルGP(Brazilian Grand Prix 2019)と同様に年間優勝6回の王者と接触し、後退する最悪の展開に見舞われた。
ピットストップを終えて新たにソフトタイヤを履いたアルボンは、終盤のセーフティーカー明けに最後の追い込みをかけたが、ハミルトンをわずかに追い抜いたように見えたところで外に膨らんできた同選手と接触。スピンしてコースアウトしたアルボンはレースには復帰したものの、上位争いからは脱落した。
これで5秒加算のペナルティーを科されたハミルトンは4位となり、常に主導権を握ったチームメートのバルテリ・ボッタス(Valtteri Bottas)が快勝で開幕戦を制した。アルボンのチームメートであるマックス・フェルスタッペン(Max Verstappen)は、エンジントラブルによるリタイアに終わった。
アルボンはレース後、「今はまだ少し気持ちが高ぶっているから、発言には気をつける必要がある」「だけどそう、事実は事実としてあるし、勝てたレースだったと心から感じている」と話した。
「もちろん、きょうもメルセデスは圧倒的に速かったけど、僕らのチームも作戦の面で素晴らしい仕事をしたし、ピットストップを終えた後は力強く走れていることにすぐ気づいた」
「今回の方がこたえるとは言わないが、ブラジルのときはもう少し五分五分に近い状況だった。今回は僕の方が先にアクションを起こしていたと思うし、前にいるボッタスに集中していた。それからかなり遅れて接触があった」
「外側からのオーバーテークにリスクがあるのは分かっているが、それでも彼にはできる限りのスペースを与えて、自分は端を走っていた」
ギアボックスのセンサーの問題に苦しんだハミルトンも、衝突の非は自分にあることを認め、アルボンとまたぶつかるとは思わなかったと話している。(c)AFP