【7月6日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間6日午前4時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は53万1788人に増加した。

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 中国で昨年12月末に新型ウイルスが最初に発生して以降、これまでに196の国・地域で計1134万3890人余りの感染が確認され、少なくとも590万6500人が回復した。

 この統計は、各地のAFP支局が各国当局から収集したデータと世界保健機関(WHO)からの情報に基づいたもので、実際の感染者はこれよりも多いとみられる。多くの国では、症状がある人や重症患者にのみ検査を実施している。

 5日午前4時以降、新たに4205人の死亡と18万2459人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのはブラジルの1091人。次いで、インド(613人)、メキシコ(523人)となっている。

 最も被害が大きい米国では、これまでに12万9718人が死亡、285万2807人が感染し、少なくとも89万4325人が回復した。

 次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は6万4265人、感染者数は157万7004人。以降は英国(死者4万4220人、感染者28万5416人)、イタリア(死者3万4861人、感染者24万1611人)、メキシコ(死者3万366人、感染者25万2165人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはベルギーの84人。次いで英国(65人)、スペイン(61人)、イタリア(58人)、スウェーデン(54人)となっている。

 香港とマカオ(Macau)を除く中国本土で発表された死者数は4634人、感染者数は8万3553人、回復者数は7万8516人。

 地域別の死者数は、欧州が19万9310人(感染272万5090人)、米国・カナダが13万8446人(感染295万8343人)、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が12万6861人(感染287万6303人)、アジアが3万7904人(感染147万2426人)、中東が1万7833人(感染82万5224人)、アフリカが1万1302人(感染47万6535人)、オセアニアが133人(感染9972人)となっている。

 各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。(c)AFP