【7月5日 AFP】米大リーグ(MLB)、ニューヨーク・ヤンキース(New York Yankees)に所属する田中将大(Masahiro Tanaka)投手は4日、練習中にライナーが頭部に直撃し、ニューヨーク市内の病院に搬送された。

 田中はジャンカルロ・スタントン(Giancarlo Stanton)の強烈なピッチャー返しを頭に受け、マウンドに倒れ込んだ。チームのトレーナーに手当てを受けながら約5分間マウンドを動かず、その後自力で歩いてフィールドを後にした。

 精密検査を受けるためニューヨーク・プレスビテリアン病院(New York Presbyterian Hospital)に運ばれた田中の状態について、球団は「意識ははっきりしていて返事もでき、自力で歩行している」と説明している。

 この日はヤンキースにとって、延期となったシーズン開幕前のチームの公式練習初日だった。

 田中はヤンキースでのMLB6シーズンで通算75勝43敗、防御率3.75、947奪三振の成績を残している。(c)AFP