【7月4日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間4日午前4時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は52万2246人に増加した。

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 中国で昨年12月末に新型ウイルスが最初に発生して以降、これまでに196の国・地域で計1092万2300人余りの感染が確認され、少なくとも561万9700人が回復した。

 この統計は、各地のAFP支局が各国当局から収集したデータと世界保健機関(WHO)からの情報に基づいたもので、実際の感染者はこれよりも多いとみられる。多くの国では、症状がある人や重症患者にのみ検査を実施している。

 3日午前4時以降、新たに4553人の死亡と17万1029人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのはブラジルの1252人。次いでメキシコ(679人)、インド(379人)となっている。

 最も被害が大きい米国では、これまでに12万8740人が死亡、273万9879人が感染し、少なくとも78万1970人が回復した。

 次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は6万1884人、感染者数は149万6858人。以降は英国(死者4万4131人、感染者28万4276人)、イタリア(死者3万4833人、感染者24万1184人)、フランス(死者2万9893人、感染者20万3367人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはベルギーの84人。次いで英国(65人)、スペイン(61人)、イタリア(58人)、スウェーデン(54人)となっている。

 香港とマカオ(Macau)を除く中国本土で発表された死者数は4634人、感染者数は8万3542人、回復者数は7万8499人。

 地域別の死者数は、欧州が19万8615人(感染269万5472人)、米国・カナダが13万7450人(感染284万4905人)、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が12万1888人(感染274万996人)、アジアが3万6384人(感染139万7730人)、中東が1万7129人(感染79万8008人)、アフリカが1万647人(感染43万5608人)、オセアニアが133人(感染9585人)となっている。

 各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。(c)AFP