【7月3日 AFP】19-20ドイツ・ブンデスリーガは2日、昇格・降格プレーオフ第1戦が行われ、1部での優勝経験を持つ名門ヴェルダー・ブレーメン(Werder Bremen)は、ホームで2部ハイデンハイム(1. FC Heidenheim)と0-0で引き分けた。

 ブレーメンは87分、キャプテンのDFニクラス・モイサンデル(Niklas Moisander)が不必要なスライディングでこの日2枚目のイエローカードをもらい退場したため、6日に行われる第2戦を欠場することになった。

 ブレーメンのフロリアン・コーフェルト(Florian Kohfeldt)監督は、「チームのパフォーマンスは良くなかったが、両チームともチャンスは多くなかった」とコメントした。

「プレーオフも折り返し地点。相手にアウェーゴールを許さなかったから、すべては月曜日(6日)次第」

 ハイデンハイムは後半アディショナルタイム2分、決勝ゴールを奪う絶好のチャンスが訪れるも、DFティモ・ビアーマン(Timo Beermann)のヘディングはわずかにポストをかすめた。

 アルミニア・ビーレフェルト(Arminia Bielefeld)とVfBシュツットガルト(VfB Stuttgart)が自動昇格を決める中、初の1部挑戦を目指すハイデンハイムは、両チームに仲間入りするまであと90分と迫っている。

 試合後、選手たちと円陣を組んだハイデンハイムのフランク・シュミット(Frank Schmidt)監督は、「非常に統制されたパフォーマンスを見せた彼らをたたえた」と明かし、来週行われる本拠地での一戦を見据え「試合を通して、明らかなチャンスを相手にあまり与えなかった。われわれはホームで強い」と続けた。(c)AFP